もともとは印刷会社からスタートして、Webベンチャーで営業を経験、足場メーカーでルート営業をこなしてから、京都の市場に入ることになった。
最初は配送からはじまった。お客さんの顔を覚えて、少しずつ認知されていく中で、売り子として独学で成長してきた。待ちに待ったチャンスが来た。塩干冷凍の売り子を任され、大手スーパーの窓口まで担当することになった。
居酒屋、イタリアン、フレンチ——色々な飲食店を担当して、お店に足を運ぶたびに気づいたことがある。オーナーたちは料理のことは真剣に考えているのに、「集客」「看板」「Googleマップ」「仕入れコスト」といった部分で、もったいない悩みを抱えたまま走っている。
「ここ二階やから入りづらいですよね、外に看板あったら全然違うと思う」——そんな話を自然とするようになっていた。AIでロジックは組めても、生の人間がお店を歩いて感じる印象は違う。その掛け算ができるのが、自分の強みだと思っています。